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単語帳を100%活用する使い方・暗記するのは単語じゃなくて例文!

さぁ!これから英語の勉強をやるぞ!

といって単語帳を買ってきたけれど、3日経っても全然進んでいない。

一週間したら、もう開くこともなくなった…

そんな経験、誰にだってあるんじゃないですか?

学生なら受験のために仕方なく取り組む他ないのですが、社会人ならTOEICや英検などの受験勉強を始めようと思って、こんな状態になりがちなんじゃないでしょうか。

今回は、せっかく単語帳を買ったなら最後までやり遂げよう!ということで、単語帳を100%活用できる丸暗記方法をご紹介します(と言っても暗記の王道でしかないのですが)。

英語から日本語?日本語から英語?

まずは単語帳の見方からです。

皆さんは英単語を覚える時って、感覚的にどっちをやっていますか?

英語を見て日本語を思い出す(英語日本語

or

日本語を見て英語を思い出す(日本語英語

さぁ、どっちでしょう。

義務教育で行われているほとんどが「英語→日本語」です。

テキストには英文が載っていて、その日本語訳が付いていて、重要語句として英単語とその日本語訳が載せられている。

まぁ、初めて英語を勉強するならそうせざるを得ないのはわかります。

しかしながら、大学受験やTOEIC試験などに取り組むレベルにある学習者には、そんな学習ではなく、「日本語→英語」の流れを当たり前にする必要があります。

一つの日本語に対して、複数の同意語が出るようになる事が理想です。

同意語の中で、文脈や文法と照らし合わせて最適な単語を選べるようになってくると、英語が使えるという感覚にグッと近づきます。

時々、英単語に対応する日本語を、一文字も間違わないように暗記することに命をかけていて、他の単語帳で少しだけ言い回しが変わったのを「どっちが正しいのか」と質問する人がいますが、答えは「どっちでもいい」です。

言い回しが変わったぐらいで混乱するような暗記は、ほとんど意味がありません。捉えて欲しいのは言葉のイメージです。

捉えるべきは言葉のイメージ

例えば、”painful” という形容詞、これは痛いとか苦しいとか辛いと言った意味がありますが、「痛い」なのか「辛い」なのかどっちなんだと悩んだって仕方がないことです。

誰かが胸を押さえて顔を歪ませて、うずくまっている様子、その様子を形容するのがpainfulですから、その人が本当は痛いのか、そうではなく苦しいのか、それとも辛いのか、またはその全部なのか、そんな事はどうでもいいのです。

苦しんでいるイメージとpainfulという単語が結びつけば良いのです。

ですから、日本語を見て、そのイメージが頭に思い浮かんで、合致する英単語が思いつけば、その単語を暗記していることになるのです。

当然、たくさんの単語が頭に入っていれば、同じ”痛い・苦しそう”なイメージに合致する単語が幾つか(sore, sufferingとか)出てくることでしょう。これが英語が使えるという前提となってくるのです。

そもそもネイティブは、日本語なんて頭になくても英語を使いこなしているじゃないですか。頭の中でイメージ→英単語が瞬間的に結びついているのです。

覚えるのは単語ではなくて例文

さて、ようやく私が一番言いたいところに来ました。

日本語→英語の流れをお勧めしましたが、もう一つ強くお勧めしたい事があります。

覚えるべきは単語ではなく、例文丸ごと

そう、これです。これが一番言いたかった事です。

単語だけを必死に覚えても、100%単語帳を使いこなしたとは言えません。

単語のイメージは身につくでしょうが、単語の使われ方がわからないままになってしまうからです。

例文ごと丸暗記すると、言葉のイメージが強化されるだけでなく、文法上正しい使われ方が身につきますし、シチュエーションごとの適切な単語を選択できるようになっていきます。

つまり「ネイティブならこう表現する」というところまで身につける事ができてしまうのです。

せっかく丸暗記する努力をするなら、もう少しだけ頑張って、効果を2倍にも3倍にも押し上げましょう。

例文丸暗記は、単語帳だけでなく、語学の学習において絶対の正義だと私は信じています。

なぜ単語帳を途中で放り出してしまうのか

冒頭でも申し上げましたが、せっかく買った単語帳をそのままどこかにほっぽりだして、その後見ることもなく忘れ去っていることって、結構ありますよね。

なんでこうも単語帳ってやつは堅物なんでしょうか?

実際、単語帳を読み進めるだけでも、脳にとっては大変な負担となります。

小説やエッセイと違って、単語帳は言わば情報のかたまりだからです。

小説などは、日本人なら当然知っている言葉をたくさん使い、ある情景や主人公の内心などを描画していきます。

しかし、単語帳はそういう本ではありません。

一つ一つの単語にイメージをつけて、読み手は新しくそのイメージを単語ごとに理解し、記憶して処理しなくてはいけません。

そういう意味で、単語帳とは情報のかたまりなのです。

小説ならスラスラとページがめくれるところを、単語帳は一ページを読むだけで頭が疲れてしまいます。

なかなか読み進められないのは当然で、脳はすぐに拒否反応を起こしてしまいます。

単語帳を読み切るだけでも本来とても大変な作業なのです。

これを乗り越えるには、明確な目的意識が必要不可欠です。

そう、「丸暗記してやる!」ぐらいの意気込みです!

無駄な暗記法をやってませんか?

単語帳に取り組む際に、あなたは一日どれくらいの単語数をノルマにしますか?

一日10個?30個?それとも100個?

一日10個なら、完璧に覚えられそう!

とか思っていると、絶対に途中で挫折します。

もし、2000語を収録している単語帳に取り組むとしたら、一日10個で200日もかけて覚えることになります。

もし、稀に見る忍耐力で200日間達成できたとして、初めの方に覚えたはずの単語をどれだけ思い出せるでしょうか。

エビングハウスの忘却曲線というのは有名な話ですが、人間は一日経つだけで覚えた物の74%を忘れてしまうのです。

その理論で言えば、復習を全くしなかった場合に201日後に覚えているのは、2000語中、前日覚えた2、3語のみでしかないのです。

人間は忘れる生き物、覚えているのはなぜ?

このように、人間はどうしても忘れてしまう生き物です。

では、逆になぜ覚えている事があるのでしょうか。

人間の記憶は、脳の神経回路の形成により保たれます。

生存のために必要な情報、何度も思い出された情報は、神経回路が強く形成されます。思い出せば思い出すほど、神経回路には電気的刺激が起こり、その結果シナプスの結びつきが強化されていくのです。

逆にほとんど使われなかった情報を記憶する回路は、使わないうちにだんだんと結びつきが弱くなり、簡単には思い出せない状態となっていきます。

先ほど忘却曲線について触れましたが、忘れていく途中で、復習を入れると、記憶が強化され、忘却曲線のカーブが上に引き上げられるのと同時に、緩やかになっていきます。

これを繰り返す事で、短期記憶が長期記憶に変化していきます。

復習すべきタイミングは、初めのうちは3日ごと、そして4日ごと、5日ごととだんだんとスパンが長くなっていきます。

一日10個の単語を100回唱えたところで、翌日忘れてしまうのですからあまり意味はないですね。

それよりも、3日後と一週間後などに復習していくほうが理にかなっています。

本当に丸暗記したいならこの方法

先ほど、一日に覚える単語のノルマについてお聞きしましたが、私が考える正解は「時間が許す限りたくさんの単語に触れる」です。

ここで注意して欲しいのが、「覚える」ではなくて「触れる」です。

暗記なんてしようとしないでください。

おい、言ってる事が記事の趣旨と反してないか?

順番にご紹介していくので、呆れずに最後までお聞きください…

次に紹介していく流れは、復習の仕方を例示したものです。暗記できている数は大袈裟ですので復習の仕方をみてください。

一日目

単語帳を手に持ったら、番号順に目を通していきます。

その時は、単語のイメージを掴むように。解説も一通り読みます。

分からなくて、頭が痛くなってくると思いますが、そこは我慢です。

朝から晩までかかって少しずつ読み進めても構いません。

とにかく読んでください。

例えば、そうして200語を読んだとします(200語読むのも忙しい方にとっては本当に大変な事なんですよ)。

おめでとうございます。今日は全て忘れてゆっくり眠ってください。

二日目

翌日起きたら、また単語帳を手に取りましょう。

昨日の200語のうち、どれだけ覚えているか、単語帳にざっと目を通して確認していきます。しっかり読む必要はありませんよ。覚えているかどうかのチェックです。覚えている単語にはチェックを入れていきましょう。

どうですか、50語ぐらいは覚えていましたか?

疲れたので今日新しく触れる分は100語にしておきましょうか。

さて、同じようにまた全てを忘れてぐっすり眠ります。

三日目

やっと三日目ですね。

一日目にやって昨日チェックして覚えていなかった150語を対象に記憶チェックをしていきましょう。また50語ぐらいは覚えていましたか?順調ですね。

覚えていない単語が半分の100語になりました。

続いて二日目の記憶チェックです。100語しかやらなかったですが、30語ぐらいは覚えていましたか?残りは70語ですね。

さて、だいぶ時間をとってしまいましたので、今日の新しい分も100語に抑えておきましょうか。

四日目

さてさて、今日もまだ覚えていない単語170語のチェックから始めましょう。

どうですか?覚えていない単語が100語ほどになっていませんか?

130語だった?それじゃ今日は新しいぶんは70語に抑えておきましょう。

(以下同様に続く…)

単語帳を二周目、三周目と

どうでしょうか、全体的に、新しく触れる単語100語、復習すべき単語100語の合わせて200語を目安に暗記を進めていくパターンです。

余裕がある方はもっと多くの単語数を設定しても大丈夫です。むしろ多くできればできるだけ効率は上がります。復習に必要な時間も増えてくるので途中で調整を入れる必要がありますが…

実際は、どうしても覚えられない単語というのもあるので、完全に暗記できるわけじゃないのですが、そういう暗記が難しい単語は、チェックした上で何度も触れる機会を作っていきます。

単純に計算して、約20日前後で2000語収録の単語帳を一回りさせることになります。

そして、一回りしたならば、その同じ単語帳をもう一回りやります。

げっ!またやるの?と思った方、安心してください。

二周目は、読むのもすごく楽になっているはずです。

二周目以降は、機械的に覚えているかいないかをチェックする作業に没頭します。しっかり読むのは一回り目だけで十分です。(それに二周目でも解説は十分目につきますから)

一日に200語のチェックなんて簡単にできてしまうでしょう。10日で単語帳全体が済んでしまいます。覚え残しがあれば抽出して、集中暗記します。

三周目も同様にやります。

しかし、三周目は、二周目から2週間とか少し期間を開けてやるのが良いでしょう。

全体を通しても、200日なんてかかりません。

しかも単語帳を何回りもして確実に覚えています。

暗記の仕方、これが王道のやり方です。

単語帳は一冊集中?それとも複数やったほうがいい?

当然一冊よりも二冊やったほうが、単語に対するイメージがより強化されるので多いに越したことはないのですが、もしあなたが受験生だったなら、一冊にしておいたほうがいいのではないでしょうか。

他の教科の対策も全て済んでいて、英語を将来ずっと勉強していきたいと考えているような英文学科志望の学生さんなら良いですが、普通は受験生は勉強時間の確保も必死なはず、一冊暗記できたら、かなり実力がついているはずですから、あとは長文問題とか他の対策に時間を使ったほうが良いと思います。

社会人でも、基本的には試験日が決まっていますから、同じ事が言えると思いますが、英語をTOEIC対策だけじゃなくて、仕事上でも必要だと言う事であれば、一冊と言わず二冊でも三冊でもやったら良いと思います。

TOEIC対策用の単語集も存在すれば、ニュース英語のための単語集だって存在します。

誰もあなたを止めませんから、思う存分取り組みましょう。

単語帳だけじゃない、丸暗記の応用

今回、単語の覚え方にフォーカスして話しましたが、例文丸暗記は、単語帳だけでなく、語学の学習において絶対の正義だと私は信じています(二回目)。

社会に出てから英語の勉強が必要な人というのは、多くの分野で海外ネットニュースや英字新聞などから情報を得て、または発信しています。

その時にネイティブではない我々は、英語を使って表現する際にとても苦労しているわけです。

英字新聞から気になる表現を抜き出したり、海外ネットニュースで使われている英語表現の真似をしたり。

つまり、英語表現を勝手に作り出すなんてことは一切してません、何処かから引っ張ってきて使う事がほとんどです。

よく考えてみてください、母国語でさえ我々は何処かから持ってきた言葉しか使っていないではないですか。(卒論のコピペとか…ちょっと違う?)

社会に出てからの英語の学習とは、どこかで見た、触れた英文(例文)を、自分のノートやメモに書き写して、例文暗記帳を作っているような状態がほとんどです。単語帳の暗記とやっていることは変わりません。

英語をこの先やっていきたい方は、ぜひJapan Times Alphaを購読して、たくさんの良質な例文に触れましょう!

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【HN】:rascal(ラスカル) 【出身】:名古屋圏 【職業】:会社員(事務系) 【趣味】:なし 【趣味にしたい事】:旅行・アウトドア・読書・ピアノ 【目標】:さえないおっさんから脱却して賢くカッコイイおじさんになりたい 【特技】:何も無し、ただ、2ヶ月で体重−10kgのダイエットに成功した経験あり←このブログでも方法をご紹介します!