勉強のモチベーション、保ててますか?
難しいですよね…
学校の勉強でも、資格試験の勉強でも、一番の敵は自分です。
怠けずに集中して勉強ができれば、どんな試験だって怖くないはずなのに、どうしてもやる気が起きない。
他のライバルが勉強しているのを見て、自己嫌悪に陥って、自分に自信が持てなくなってくる。
そしてついには、
「試験に落ちたって仕方がないや、俺こんなんだし」
なんて思うようになる。
もしかして、今そんな事思ってしまっていますか?
でも、末期症状に見えても、これが普通なんです。
三日坊主になるのは、人間としての本能みたいなものです。
とは言っても、これを読んでいただいている皆さんは、なんとかやる気を出して頑張りたいと思っていると思うので、一般的にやると良いと言われている方法と、私なりの方法を書いてみようと思います。
やる気を出すのに有効だと一般的に言われている方法
一般的にやる気を出すために良いと言われていることを列挙してみます。
- 図書館など場所を変えてみる
- 瞑想する
- とにかくやり始める
- 筋トレやジョギングをする
- シャワーを浴びる
図書館など場所を変えてみる
学生さんなど、長期間・長時間勉強をしなければいけない人は、同じ場所で集中ができないと感じたら、より集中できる場所を探すのは良いと思います。
私の場合は、あまり意味がなかったと言うか、場所を変えることによる気分転換はむしろストレスにつながってしまう事が多く、さらに移動に伴う時間的コストさえ惜しいと感じてしまいます。
カフェだとお金もかかってしまいますしね。
ですから私の場合、自宅など自分が普段いる場所でどうやってやる気を出して集中するのかを工夫しています。
瞑想する
これは後で書きますが、私もよく取り入れています。
ただし、やる気を出す方法と言うよりは、集中力を高める方法と言ったほうが良いかもしれません。
瞑想では、急激なやる気は起きません。
心が静かになって落ち着き、脳をリフレッシュさせる効果があります。
とにかくやり始める
これも同感です。
とは言っても、やる気がない状態のときは、やっぱり途中で投げ出してしまうことも結構多いです。
本当はやる気が出ているのに、何かのきっかけで出だしが引っかかっている状態の時は、この方法ですんなり2時間ぐらいやれてしまったりします。
筋トレやジョギングをする
これもいいとは思いますが、体力がある人向けですね。
私はせいぜい散歩や家事を行うくらいです。
あまり疲れてしまうと、その後勉強なんてできませんし。
体を動かす事は、脳のリフレッシュにも大変有効です。
やりすぎは良くないですけど。
シャワーを浴びる
完全に私的には嘘でした。
やる気でないなぁ、だるいなぁ、と思っているときにシャワーを浴びても、やる気出ないままです。
シャワーの前に運動をする事が前提という事ならわかりますけど。
私のモチベーションアップの方法
私が気付くまでに長年苦労したモチベーションアップの方法
- 関連する映画を見る(長期的に効果)
- 関連する本を読みまくる(長期的に効果)
- 一週間の勉強スケジュールを組み立てる(中期的に効果)
- 散歩したり家事をしたりしながら気持ちを高める(随時的な効果)
- 瞑想する(随時的な効果)
- とにかく「5問だけやる」「20分だけやる」(最後のあがき)
そもそも理由がなければやる気は起きない
脳は負担と感じた事はやらせないようになってます。
「その作業は無駄にエネルギーを使ってしまうからやっちゃダメ」との指令を送っているのです。
だからできなくて当然。
しかし、同じ脳内でも、もっと理性的な部分では、「これは生存に必要だ」「これができると今後の生存に有利だ」との判断をしている場合には、「その作業もっとがんばれ」との指令がバンバン出されます。
だから、やる気を出すという事は脳に必要と認識させることと同じです。
ですから、短期的なやる気アップの方法を探すのも良いのですが、長期的なやる気(動機)アップの方法をまず行っていないことには、短期的な方法はさほどの効果もありません。
まずは、自分がそれをすることの意味についてしっかり考えイメージできる事が重要となってきます。
以下にそれら方法について私が取り入れているアイデアをご紹介します。
関連する映画を見る
もしあなたが、何かに取り組みたいと思った時、そのきっかけは映画であることもきっと多いのではないでしょうか。
私が以前に英語や情報処理の勉強をしたいと思ったのも、やっぱり映画の影響でした。
SFやアクション映画が好きなので、ハリウッド映画などでハッカーが活躍するような映画を観て「こんな世界に自分も詳しくなれたら、かっこいいだろうな」なんて思ったのがきっかけでした。
やる気を起こしたいなぁって思っているのなら、勉強したい分野に関係する映画を1日かけて観まくってみましょう。
Amazonプライムなど見放題の動画配信プランも今はたくさん出ているので、キーワードで片っ端から検索しましょう。
憧れのシーンなどで、「自分もそうなりたい」という気持ちがあれば、強烈な動機となり得ます。
スランプになった時にも、そのシーンをもう一度見る事でまた頑張れるようになります。
Amazonプライム・ビデオ関連する本を読みまくる
映画を観ることと理由はほぼ同じです。
ただ、関連書籍は、映画のようなストーリー物ではなく、実際にその分野の勉強の方法だったり、試験の話だったり、具体的にどうやって進めて行こうかの指針となりうる本が良いです。
どの分野でも勉強がしたいと思う分野にはたくさんの本が出版されているはずですので、導入のために書かれた易しい本をたくさん読んでおくと、「自分もその分野を目指す一人だ」との認識が自分の中に生まれます。
ここのプロセスが私の中では一番重要で、どんな分野をやりたいか決めた後は、関連書籍を集めるところから私の勉強は始まります。
例えば政治について勉強したいと思えば、「サルでもわかる政治」「これだけで政治がわかる」「3時間で復習する高校政治経済」なんてタイトルの書籍を4~5冊まとめ買いします。
例えば試験のための勉強だったとしても、まだまだ勉強は始めません。
私の場合は「この分野に詳しくなって人に自慢している自分」「試験に合格して誰かに自慢している自分」がイメージできるまで、本を読み漁ります。
社会人の場合について書いてますが、もしあなたが受験生だったら、「次の模試で急に成績を上げてライバルに自慢している自分」「志望校に合格して家族や友達、塾の先生など、みんなから祝福されている自分」をイメージできるような、受験勉強の成功記や合格体験記などを読み漁るといいでしょう。
「勉強したいな」と思うまで、思えるまで、そういった文章が書かれた書籍を探すことをやめません。
ちなみに自慢できるという事は素晴らしい事です。
自慢するものが何もない人よりも何倍も素晴らしい事です。
が、嫌味にならないように自分の中だけで自慢しましょう。
関連書籍を多く読む理由は、心の拠り所、モチベーションの泉を見つける事が最大の目的であり、最重要ポイントです。
おそらく、モチベーションの泉はこのステップでしか見つからないと思います。
ごく稀に、他人からその泉をもらう事もありますが、そういう人に出会ったら、一生大切にしましょう。
一週間の勉強スケジュールを組み立てる
「勉強したいな」と感じられたら、勉強の方法について書籍やネットで調べます。
その過程で、必要な科目や勉強時間数が分かってくるはずなので、半年単位や月単位で大まかなスケジュールを立てます。
「最初の1ヶ月目でこのテキストを終わらせる」「3ヶ月目からこの問題集に取り組む」などです。
そのスケジュールを土台とした上で、毎週一週間分のスケジュールを立てるのです。
一週間のやるべきことが決められると、やらなくちゃという気持ちが出てきます。
スケジュールを立てることが苦手な人もいますが、スケジュールは常に変化する物です。
できなかったらできなかったでいいのです。
できなかった事で落ち込んでその後のスケジュールを全部諦めるなんて馬鹿な事はしないでください。
できなかったら、すぐにリスケジュールしましょう。
「今日やる予定だった1時間の勉強は、30分に短縮して明日の夜にテレビの時間を減らしてやろう」とか思いながらリスケジュールする事が大切です。
それでもできなかったら、もうそのスケジュールは消してしまいましょう。
無茶な詰め込みをした結果です、未練は禁物。
次に来週のスケジュールを立てる時にそれを参考にして、自分にとって最良なスケジュールが立てられるように慣れていきましょう。
スケジュールは自分との約束であり、自分との戦いです。
中期的なモチベーションを保つには、この方法しかないというぐらいに、一週間のスケジュールを立てることを私は重要視しています。
散歩したり家事をしたりしながら気持ちを高める
運動が得意な人は、ジョギングとかがいいと思います。
普段運動をしない人がジョギングとかやった後に、勉強のやる気が起きるとか、あまり考えないほうがいいでしょう。
体が疲れてしまって、脳も疲労してしまいます。
散歩や家事ぐらいなら、脳を疲れさせず、心拍数を上げて血の巡りを良くし、脳をリフレッシュさせる事ができます。
「これが終わったらやろうかな」などと思いながら自己暗示をかけます。
汗をかいた場合は、シャワーは浴びたほうが良いですよ。ベタついた感じが余計なストレスになります。
とにかく「終わったらやる」と思う事が大切です。
俺、走るの好き!
俺は、散歩ぐらいがちょうど良いかな
瞑想する
脳のリフレッシュを短時間で行うのに効果的です。
瞑想の仕方はネット検索で色々出てきますが、そこまで本格的なやり方じゃなくて良いです。
というより、本格的にやろうとしたらそれだけで時間が取られてしまって本末転倒です。
やり方は、机に向かってから椅子に座ったままでリラックスできる体勢を作り、両手の掌を上に向けて合わせて太ももの上に楽に置いて、目を閉じます。
自分の呼吸による胸や腹部の上下運動に気持ちを集中させ、いろんな考えが脳裏を過ぎるのを感じながら、ひたすらに呼吸に集中します。
1分~10分で十分です。
頭や気持ちがリフレッシュしたと感じたら目を開けて勉強を始めましょう。
リフレッシュが完了していると、目に飛び込む全ての色が鮮やかに感じられることでしょう。
ところで瞑想は、どちらかというとやる気を出す方法ではなく、集中できない時に集中する方法です。
嫌な事があったとか忙しすぎて気持ちが荒れている、と言った時はだいたい脳が大炎上している状態です。
そんな時に集中なんてできるはずがありません。
瞑想は、炎上している脳の状態を、消防士のように水を撒いて消化し、静かな状態に持っていくために効果的な方法なのです。
逆に、日頃刺激がなさすぎてやる気が出ないような状態の時は、前項で述べた散歩やジョギングを行ったほうが、血流が増えて脳の活性化とリフレッシュができて、すんなりと勉強に身が入ります。
自分の状態に合わせて、使い分けてください。
とにかく「5問だけやる」「20分だけやる」
もうなんともやる気が起きない時、それは既に身体か脳が疲れている状態なので、休んでしまった方が良いです。
それでも、「5問だけやる」「20分だけやる」つもりで机に向かってみてください。
机に向かう事で、勉強をやれなかった罪悪感も薄れますし、意外とすんなり集中に入れる時もあります。
しかし、まぁ、できない事の方が多いので、5問だけやったらテキストを閉じて、そのまま明日へのリスケジュールをしてください。
今日は早く寝た方が明日のスケジュールに差し支えないので得策です。
社会人に勧めたい20分短時間集中法
これは、やる気を出す方法というよりも、どうやって時間を捻出するかというタイムマネジメントの手法です。
世の中、勉強といえば机に向かって何時間も取り組むのが勉強だとの固定概念がありますが、それではあまりにも無駄が多すぎます。
例えば1日2時間は勉強しようと思ったとして、必ずしもまとめて2時間の勉強時間が必要かといえば、そうではない事だってたくさんあります。
分散して合わせて2時間の勉強時間だって良いのです。
社会人にとって、まとまった2時間というのは難しい時が多々あります。
そこで、お勧めしたいのが、20分ずつの分散した時間を、1日の中で何回か確保しようという事です。
一度自分の毎日のタイムスケジュールを確認してみて下さい。
20分間という時間は、意外と転がっていると思いませんか?
私の場合、朝の通勤、昼休み、社外での仕事移動時間、帰りの通勤などのタイミングで20分間をそれぞれ確保できそうです。
合わせると1時間20分ですね、これで自宅に帰ってからの残り勉強時間は40分となりました。
ここでアドバイスですが、自宅での勉強時間の短縮分をさらに勉強に当てようとするのは、よほど自分のモチベーションに自信があるときだけにした方がいいです。
自宅での勉強時間が楽になるというメリットがあるからこそ、隙間時間の勉強を行うモチベーションとなり得るのです。
ここで浮いた時間を全部勉強に使っていたら、そのうち脳も疲れて、「どうせ自宅でやるのだから今やらなくても良いじゃん」となってしまいます。
ご褒美はちゃんと用意してあげないと、脳もあなたのことをブラック企業の経営者と思う事でしょう。
「昼間頑張ったから、夜は楽だなぁ」と脳に思わせてあげてください。
けど、やる気十分の時は、どんどん進めてください、脳がフロー状態にあれば、勉強している事自体が脳へのご褒美となる場合もありますからね。
ちなみに、隙間時間を上手に使うためには、何を勉強しようかあらかじめ用意しておく事が肝心です。
短時間でもできるような単語帳や、基礎知識を得るために読み進めたいテキストなどをいつも鞄に忍ばせておくことを忘れないように。

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