先日、中学校の英語学習のための小学生からの学習は必要ないと言うブログ記事を書きました。↓

中学校の英語授業についていくだけの勉強はさせる必要はなく、将来の英語の土台のためのコミュニケーションを使った学習をやろうと言うお話でした。
あまりお金はかけられないので良い方法を知りたい
こんな悩みにお答えします。
英語と無縁な人生でしたが、5年かけてコツコツ英語を勉強し、社内向けの翻訳記事作成を任せられるようになった私が、無駄に遠回りした反省も踏まえて説明します。
この記事を読めば、親子での英語学習の取り組み方が、きっと分かると思います。
子供の英語学習の進め方
子供英語学習の環境を揃えるためにやることは大きく二つです。
・軸となる学習方法を決める
・さらに英語環境を整える
軸となる学習方法というのが、木に例えれば幹の部分。
その幹に他の枝葉を付けていくというイメージですね。
幹だけでは足りないし、枝葉にばかり気が向いてしまうと、お金がかかり過ぎてしまいます。
では順番にご紹介します。
まずは軸となる学習方法を決める
一番大きな部分です。
子供が初めて英語に触れる大きな機会ですから、ここの選び方は慎重です。
その①:英会話スクール
その②:オンライン英会話
その③:親が教師
大きく分ければこの3パターンですね。
親が先生になるというのは、英語教師などの経験者でしかできないと思います。
現実的なのは、スクールとオンライン英会話ですね。
どちらも一長一短ですから、表にしてみました。
メリット | デメリット | |
英会話スクール | 経験ある講師に任せられる | コストが高い 親の関与度が低い |
オンライン英会話 | 自宅で手軽 コストも比較的安い 子供に慣れた講師もいる |
自宅の雰囲気から変化がない 画質や音声など集中力の阻害要因が多い |
親が教師 | 子供にとって最高の原体験 コストがかからない |
親の英語力・指導力が必要 |
英会話スクール
親御さんが全く英語に不慣れだったり、オンライン英会話を自宅でやれる環境がないと言う場合は、スクールがオススメです。
スクールだったら、講師に全部お任せできるので、日々の送り迎えは大変ですが安心して英語学習を本格的に始められます。
しかし、任せられるからと言って、親御さんが関心を失ってしまうと、子供にとっては英語はスクールという特別な環境でしか使わないものだと思わせてしまうかもしれません。
ぜひ、日々の送り迎えの間には、お子さんがどんな勉強を今しているのか、聞いてみてあげてください。
スクール以外の、家族との会話の中でも英語を普通に話すという環境を作ってあげるのです。
英語は習うものという誤った認識を持った方が、親御さんにもたくさんいらっしゃると思うのですが、英語は習うものではないです。
英語はコミュニケーションを取るために必然的に身に付けて行くものです。
受け身ではなく、攻めなのです。
親御さんもその点を勘違いしないで欲しいのです。
子供が英語を必然的に身につけるために、親がしなくてはいけないこと。
それは英語を使わざるを得ない環境を作り出すことです。
子供だけを英語環境に放り出さず、一緒に英語を学んであげてください。
オンライン英会話
自宅にパソコンさえあれば、一番簡単に始められるのがオンライン英会話のサービスです。
スクールに通うことを考えたら、料金もグッと抑えられるので、そういう意味でも始めやすいのではないでしょうか。
曜日や時間を決めて、予約を入れておけば、英語の学習を習慣化させることもできます。
「高額なスクールにいきなり申し込むのは少し心配…」という場合にも、とりあえずオンラインサービスから始めてみるという選択肢もありだと思います。
ただ、オンライン英会話のサービスは各社様々な特色があり、独自教材に従ってガッツリと進めていくタイプや、フレンドリーさを前面に出して、とにかく子供に飽きさせない工夫をしているサービスなどがあります。
ここ10年ほどで、運営する会社もかなり増えていますので、比較しながらどのサービスを利用したら良いのかよく考える必要があります。
最近のオンラインサービスをまとめていますので、よかったら参考にして下さい。↓

親が教師
もし、親御さんがこれまで英語学習を続けてこられて、指導力もある方なら、ぜひご自身でお子さんに教えてあげて欲しいです。
子供にとっては、親とのコミュニケーションが最も大切です。
そのコミュニケーションに英語が必要ならば、子供は自然と英語を使おうとしてくれます。
親子だけのレッスンがとても楽しい時間になったら、間違いなく子供は英語を使うことが楽しいと思ってくれますね。
そういう原体験のあるお子さんは、大きくなっても英語が好きなままでいてくれます。
軸が決まったら、さらに英語環境を整える
さて、軸となる学習方法が決まったら、今度は枝葉の部分です。
この枝葉の部分は、スクールやオンライン英会話では埋められない時間的・手法的隙間を埋めるものです。
要は、授業時間以外も英語に触れていようということです。
さらに、このサイトでは何度か英語学習はコミュニケーションを通じた学習が一番だと言ってきました。
しかし、大量のインプットも捨て切れないのです。
では、大量のインプットができる教材を集めましょう!と言っても、金額もかなりかかってしまう為、なかなか苦労するところです。
子供の英語学習に限らず、大人でも事情は同じです。
文字の大量インプットなら、書物が必要ですし、音の大量インプットなら、DVDなどの教材が必要です。
しかも、レベルがあったものを揃えようとなると、お子さん用の教材集めは至難の技です。
一昔前は、そんな状態が当たり前だったのですが、近年はインターネット世界の発展により、良質な教材素材が無料で手に入るようになってきました。
インターネット上にある、絵本の無料アーカイブを漁る
Youtubeでネイティブ用児童教材動画を漁る
この2点です。
詳細は、後日記事に起こしますが、どちらも無料で使えるので、読めるだけ読ませ、見られるだけ見せることができます。
しかも難しいと感じたら、どんどん読み飛ばしていけば良いのですから、レベルにあったものが必ず見つかります。
ネット上に転がっている情報を上手く使って、英語学習の枝葉の部分を埋めていきましょう。
まとめ
英語学習の軸の部分として、スクールやオンライン英会話を取り入れる方法をお勧めしました。
お金がかかってしまうのに少し躊躇される親御さんもお見えかもしれません。
正直言えば、スクールに通わせればトータルで数十万円の費用がかかる可能性もあります。
オンライン英会話もそれよりは低価格ですが、懐が痛むことに変わりはありません。
一つ考えて頂きたいのは、将来、英語ができるのと収入クラスは比例するということです。
さらに、中高と大きくなってから英語が苦手で予備校に通う子供たちもいます。
結局、遅かれ早かれ英語学習に対して何らかのコストを支払うことに変わりありません。
苦手意識を持ったまま予備校に通うのと、小さい頃から楽しんで英語に触れられるのとでは、英語の習熟度に大きな開きが出てきます。
使うタイミングでお金はその価値を増減させます。
無料の教材を駆使しながら、必要なところにはタネを巻いておくという考えもありだと考えますが、いかがでしょうか。

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